都響のアンサンブルコンサートを開催
2004年10月2日 地域活動
10月1日(金) 「下駄履き」で楽しめる文化芸術を提供しようと始まった“れっどげーと友の会”は今回で3回目。今回は日本の3大オーケストラの1つ東京都交響楽団のアンサンブルコンサートを開催しました。
☆ヴァイオリンは楽団で第1ヴァイオリンを務める主席奏者の奥田雅代さんとプロの音楽家の顔だけでなくスポーツ万能の顔を持つ海和伸子さん。
☆ヴィオラは来年で楽団在籍30年の大ベテランなのに少しの時間も惜しんで練習をされる熱心な中山良夫さん。
☆低音で語りかけてくるチェロは“美”をモットーに演奏をしているガーデニング好きの松岡陽平さん。
☆ 女の子の憧れ!?のフルートを披露してくださったのは東京芸大修士課程在学中で楽団と大学の両立をする小池郁江さん。
☆クラリネットの主席奏者の佐藤路世さんは、ご自身のクラリネットを分解して音の出る仕組みや変化を教えて下さいました。
演奏してくださった音楽はモーツァルト・F.クライスラーなどどれも1度は聴いた事がある曲ばかりで自然に体が揺れたりイメージを膨らませて演奏にのめり込んでいけました。また、童謡・民謡・歌謡曲も間近で聴く事ができ心洗われました。
出演者の皆さん、赤門に足を運んで下さったみなさん本当に有難うございました。
※リンク:東京都交響楽団
いりません きょうから私は マイバッグ!!
2004年9月29日 東京都政
9月29日(水) 来月1日から1ヶ月間、全国49都道府県が参加し「環境にやさしい買い物キャンペーン」を展開します。
普段私たちが何気なくもらうレジ袋ですが、国内では1年間に400億枚も作られています。限りある石油資源が使われ、1度使われたレジ袋の多くはごみになります。そこで、東京都は10月5日を「レジ袋NOデー」とし、都内の商店街、スーパーやコンビニ等約78,500店舗がマイバッグでの買い物を都民に呼びかけます。
東京都発で平成10年度に始まったキャンペーンは徐々に拡がり、今年度は47全都道府県共同キャンペーンへと広がりました。こうしたキャンペーンを通じて、買物のような日常的な活動の中でも環境に対する配慮が重要なことを、国民が知る機会になればと期待しています。
※リンク:環境にやさしい買い物キャンペーン・報道発表資料
※リンク:グリーンコンシューマー
都庁舎のライトアップ 試行的に再開します
2004年9月28日 東京都政
9月28日(火) 来月1日から都庁第1本庁舎の高層部が投光器でライトアップされます。1999年3月から省エネのため休止していたライトアップですが、10月から来年3月までの間で15日間試行し都民・観光客などの声を聞き4月以降のスケジュールを決定します。
ライトアップには東京都が下水道事業で運営する森ケ崎水再生センター(大田区)の汚泥消化ガス発電によるバイオマス電力を活用し、64基の投光器を使って約4時間照らすのにかかる電気代は約2000円です。
※リンク:東京都・報道発表資料
※リンク:下水道局・森ケ崎水再生センター
トレーサビリティーって?
2004年9月25日 なおきのつぶやき
9月25日(土) ここ最近、食品の偽装表示問題等により消費者の信頼が失われてきています。そこで、食品のトレーサビリティーを明らかにする要望が各地で強まってきています。トレーサビリティとは、英語の「トレース」(足跡を追う)と、「アビリティ」(できること)を合わせた言葉で、食品がどこで生産され加工・出荷されたかという謂わば履歴のことを言います。
現在東京都畜産試験場では、新鮮でおいしい畜産物が安定的に供給できるよう試験研究しています。ちなみに、この試験場で開発した「TOKYO X」(豚肉)や「東京しゃも」等はどこで生産され加工・出荷されたかその履歴を明確にしています。さらにこの豚肉の信頼性を高めるために、DNA多型解析を用いた個体識別の技術を確立しました。これはよく犯罪捜査等で行われる人間のDNA鑑定の豚肉版です。
※リンク:東京都畜産試験場
飼育体験学習の参加者募集
2004年9月25日 お知らせ
9月30日(木) 上野動物園では、11月6日・7日、中学生・高校生を対象に飼育担当者と一緒に動物舎の掃除や餌づくりを体験する飼育体験学習を開催します。担当する動物は、アジアゾウ・ゴリラ・サル・ペンギン・アシカ・爬虫類・子供動物園の小動物などで、担当は園で割り当てます。
普段動物園の飼育体験ができる機会はほとんどないと思いますので是非、子供たちに経験させてあげたいと思います。
現在、文部科学省では様々な体験を通じ自ら学び、自ら考える力の育成や、学び方や調べ方を身に付ける教育に力を入れています。中学生、高校生がこのような体験を通じ、動物に愛着を持ったり、普段飼育をしている方たちの大変さを知ったり、生徒それぞれがこの体験から自分なりにいろいろなものを感じ取ってもらえるといいと思っています。
ユニバーサルデザインの社会
2004年9月25日 なおきのつぶやき
10月16日(土) 東京都福祉のまちづくり推進協議会は、今年7月「福祉のまちづくりの新たな展開」について提言を行いました。これからは、バリアフリーの社会から一歩進んだユニバーサルデザインの社会を目指すということが述べられました。ユニバーサルデザインとは、「できるだけ多くの人に快適な環境とするため、はじめからバリア(障壁)を生み出さないようにするもの」であり、バリアの存在を前提として除去を行うバリアフリーの考え方を、さらに発展させた考え方です。
例えば、鉄道駅舎の場合、ただエレベーターを整備するだけでなく、人の流れを考慮に入れて階段やエスカレーターを設置したりすることです。またバスについては、ノンステップバスを導入するだけでなく、コミュニティバス(間隔の短いバス停や狭い道路を走ったりする)を導入するのもいいアイデアではないかと思います。ある地域でのコミュニティバスは雨の日の傘の貸し出しサービスを行ったり、掲示板を設け周囲の住民同士がコミュニケーションをとるような工夫もされています。このような、ユニバーサルデザインを意識した社会が各地域で目指されればと、私も期待しています。
預金口座の不正売買防止
2004年9月25日 なおきのつぶやき
11月24日(水) 架空の請求書を送付して、金をだまし取るおれおれ詐欺での現金振込先に、不正売買で入手した預金口座を振込先にするケースが多いといわれています。ちなみに、警視庁が把握した今年の1月から6月の被害総額は約17億円にものぼるといわれています。
内閣府の消費者政策会議(会長・小泉純一郎首相、全閣僚で構成)は、架空請求事件で、振込先に利用される預金口座の不正売買を防ぐ方策について、金融庁・法務省・警察庁で9月末までに結論を出すことを決めました。これを受けて口座の売買を禁止する本人確認法改正案が今日午後、衆院内閣委員会で全会一致で可決され、来月末には施行される見通しです。
罰則規定が出来ることによって犯罪は無くなる訳ではありません。あくまでも私達自身が犯罪に巻き込まれないよう日頃から注意しなければなりません。
サルファーフリー自動車燃料を2005年に使用開始します
2004年9月25日 東京都政
12月7日(火) 三井物産のDPF問題に対し、東京・千葉・埼玉・神奈川は共同で告訴状を提出しました。そんな中、以前から東京都は、自動車公害対策を推進するため、国と石油連盟に対し、硫黄分が10ppm以下である「サルファーフリー(超低硫黄)」自動車燃料の早期供給を要請してきました。国の審議会(総合資源エネルギー調査会)では、サルファーフリー燃料の供給時期について、ガソリンは2008年、軽油は2007年が適当としていました。ところが、石油連盟各社のご努力により、審議会の示した時期よりも2〜3年前倒し、2005年1月からサルファーフリー燃料が全面供給されます。
東京都は、国に対し、世界一厳しい排出ガス規制の導入を求めてきましたが、その実現に必要なサルファーフリー燃料の供給体制が整うことになりました。私は、東京都がこれからも世界の自動車公害対策をリードできるよう努力していきます。