今回の三位一体改革に疑問
2004年11月27日 東京都政
11月29日(日) 一昨日、「三位一体改革」の政府・与党合意が行なわれ全体像が明らかになりました。 「三位一体の改革」は、国から地方への税源を移譲する代わりに補助金を削減し、地方からの交付金を見直すことで「地方分権」を進めようというものです。
国庫補助金の削減額は「3兆円の削減を目指す」とされましたが、具体的には2兆8,000億円余りにとどまりました。一方、国から地方への財源移譲は2兆4000億円余りで、地方自治体はおよそ5000億円の歳出カットを求められることとなりました。国民健康保険の国庫負担が7000億円削減されるなど大規模なものもありますが、内容には「問題先送り」の部分も多く、その中でも義務教育費の削減が最大の焦点となっています。最終案では、当初の方針通り2年間で8500億円の削減が決まり2005年度に半額の4250億円削減するが、あくまで暫定処置であり、それ以降は2005年秋の「中央教育審議会」の結論を待つとされています。
そもそも、3兆円という数字ありきでの補助金削減、地方の財政自立に結びつかない税源委譲など小手先だけの妥協と言わざるをえません。今後も、高島なおきは都議会自民党・石原慎太郎知事と共に断固とした決意で戦います。
※リンク:読売新聞・三位一体改革で全体像、2兆8千億円削減を明記
三井物産DPF装置の虚偽報告の対応について
2004年11月27日 東京都政
11月27日(土) 昨日、都議会自民党総会が行なわれました。最重要課題としての「三井物産株式会社によるDPF装置申請に当たっての虚偽データの使用について」環境局から説明がありました。
数日来、新聞をはじめマスコミで多く取り上げられていますが、ディーゼル規制にあたり、バス・トラック等のディーゼル車に装置するDPF指定申請の際、虚偽のデーターを使用し基準に満たない装置を販売していた事が明らかになりました。石原慎太郎知事、都議会自民党が先頭に立ちディーゼル規制を進め各業界等にも大変なご理解を頂き、昨年10月1日より実施し大きな成果を挙げていた矢先の事件です。
党内では長時間にわたり各議員より厳しい意見が表明され今後の対応について協議が行なわれました。
販売された装置は全国で約21,500台、うち都内は約5,000台あり、国や地方自冶体は購入者に補助金を出しており、売上高約194億円のうち補助金は約80億円で、都の補助金は約18億円にも上ります。
都議会自民党では、都政の最重要課題であるこの問題について責任ある対応を実施・検討するため「DPF問題に関する対策委員会」を設置する事に決定しました。
今後は、ユーザー・三井物産・業界・他のメーカー・東京都・関連自治体等々に対する対応が早急に求められています。特に、国民・都民に対し背信行為をした企業に対しては厳しい態度が必要であり今後も都民の代表として対応する決意です。
※リンク:東京都報道発表資料・三井物産(株)によるDPF装置指定申請に当たっての虚偽データの使用について
※リンク:東京都環境局・ディーゼル車規制総合情報サイト
※リンク:読売新聞・ディーゼル車排ガス浄化装置、三井物産が虚偽データ
※リンク:読売新聞・11月27日社説・[三井物産]「データごまかしの罪は重い」
風邪にはご注意を
2004年11月27日 なおきのつぶやき
11月26日(金) 11月も末、お酉様も三の酉まで迎えましたが、寒さが感じられじ過ごしやすい陽気が続いているせいか、年末に向かっているような感じがしません。しかしカレンダーをみたり、忘年会はたまた新年会のご案内の郵便物をみると、本当に1年の早さを実感します。
そうはいってもやはり11月、空気が乾燥していますので、風邪が流行っているようです。私の事務所のスタッフたちも風邪引きです。しっかり予防をし、年末の忙しさを乗り切りましょう。
※リンク:allabout JAPAN・風邪予防対策には手洗いを
足立区グラウンドドルフ協会は創立10周年
2004年11月26日 なおきのつぶやき
11月25日(木) 私が顧問を務める足立区グラウンドゴルフ協会が今年創立10周年を迎えました。それを記念して式典が行われました。
この式典を開催するにあたって会長の高橋勇太郎さんは何度も事務所に足をお運び頂き綿密な打ち合わせをさせて頂きました。その甲斐あってか、盛会に行われホッと一安心です。
10年前の4月に19名の役員から始まった協会は大会を重ねるごとに上位入賞し、交流大会や各種大会にも積極的に参加されてきました。
今後益々グラウンドゴルフ人口が増え体力づくりや仲間作りの一端になればと祈念いたします。
震災に備え、被災後の対応は。 座談会を開催
2004年11月25日 後援会活動
11月23日(祝) 昨晩、青井支部主催の座談会を開催いたしました。
新潟中越地震が発生してから1ヶ月が経ち、震災後、被災地域ではどのような対策が進められているのか、またどのような要望があるのかなどお話させていただきました。
マスコミで大きく取り上げられた、土砂に閉じ込められた家族の救出に携わった「東京消防庁ハイパーレスキュー隊」についても、レスキュー隊長から聞いた現場での話を。そして参加者の方の中に、地震に直面した方がおいでになり、震災時の「生」の声を聞かせていただき、こちらも非常に参考になりました。
そして話題つきず、紀宮さまと婚約が内定した東京都庁職員・黒田さんへ。やはり皆さんご興味がありました。
さて、このような座談会を各地で開催しています。お気軽に開催のお申し込みください。
国道の道路工事 不人気投票ホームページが開設
2004年11月20日 なおきのつぶやき
11月20日(土) 国土交通省は27日より、東京23区内の国道で行われている工事について、ホームページ上から「道路工事の不人気投票」を実施することになりました。
投票された結果をふまえ、工事の改善などに役立てたり、工事現場に掲示されている「問い合わせ番号」によって工事の情報提供をするとのことです。
とかく不満の多い年末の工事ですが、昨年のニュースにも書きましたが、他の月に比べて多いわけではないようです。しかしながら、先日テレビ番組で、たった5%の車両増があっただけでひどい渋滞になってしまうとのことが放送されていました(通常250台でスムーズな走行ができても、263台になると途端に大渋滞が発生という計算)。
道路工事は必要な公共工事ですから、このホームページによって、通行に支障のない工事ができるよう期待したいと思います。
※リンク:国土交通省・路上工事検索サイト
※リンク:国土交通省・道の相談室
昭和初期にタイムスリップ
2004年11月19日 なおきのつぶやき
11月19日(金) 週末にちょっと足を延ばして都立小金井公園に行ってみてはいかがでしょうか?舎人公園よりもまだ広い広大な土地の中には、スポーツ施設や、サイクリングコース、バーベキュー広場があります。その中でも人気なのは「江戸東京たてもの園」です。
江戸・東京にあった文化的価値の高い建物を移築復元した野外テーマパークです。2・26事件の現場となった高橋是清邸や贅を尽くした三井八郎右衛門邸などがあります。また、千住元町にあった銭湯「子宝湯」も移築され今もなお保存されています。この「子宝湯」は、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」のモデルとなったといわれています。一見の価値ありです。
省エネラベルを見て、省エネ型家電購入のご検討を
2004年11月19日 東京都政
11月18日(木) 地球温暖化をもたらすといわれているCO2等の温室効果ガスは、様々な取組にもかかわらず、増加傾向に歯止めがかかっていません。環境省は、国内の温室効果ガスの排出量が2010年に1990年比で4%以上増えるとの試算をしています。
しかしながら、地球温暖化防止のための京都議定書が来年2月16日発行されることになりましたが、これにより2008年〜12年の温暖化ガスの年平均排出量を1990年の実績に比べて、日本は6%もの削減をしなくてはなりません。減らさなくてはいけないのに、逆に増えています。現実はかなり厳しい状況です。
そこで、東京都を含む八都県市は、省エネ型家電製品が普及を推進するため、「省エネ型家電拡大キャンペーン」を行っています。これは、家電販売店において、家電製品の省エネ性能の違いが一目でわかる「省エネラベル」を店頭の商品に表示するというものです。
これから年末のボーナス商戦が始まり、家電を買われる方が多いと思います。購入の前に、ぜひ省エネラベルを見比べて、ご購入をご検討下さい。
※リンク:東京都報道発表資料・八都県市「2004冬 省エネ型家電拡大キャンペーン」
※リンク:八都県市地球温温暖化防止キャンペーン2004