8月28日(木) 先日来よりHPに書いてきましたが、ついに「地口行燈」が完成し、我が家の玄関先へ取りつけました。取り付けを依頼した大工さんが工夫を凝らしてくれ、なんと飾り屋根付きです!(今のところ高島家だけです!)
 すでに千住の街中には、ちらほらと行燈を吊るしているお宅やお店を見つけることができます。その数400近いそうですので、ぜひ夜には千住界隈を散歩してみてください。薄暗闇の中灯る行燈はとても風情があります。また地口の種類は165種類もあるそうで、それらをひとつひとつ見てまわるのも良いかもしれません。頭を捻る地口もあっておもしろいです。
 こうして地域の方々が率先して街を盛りたてようとしています。街づくりは行政だけがやるものではないとつくづく感じます。自分達の街は自分達の手で。こうした活動が実り、やがて街が元気になっていくんだと思います。
→地口行燈散策メモ
飾られている地区は、北千住駅西口側、千住1丁目(旧足立区役所跡付近)から千住5丁目(荒川土手・学びピア付近)の間です。
期間は9月15日まで(14日は千住地域はお祭りで宵宮が行なわれます)
→言葉の解説
じぐち【地口】 同音や似通った語を並べ、違う意味を表す洒落。語呂合わせ。落語用語。
あんどん【行燈】木や竹のわくに紙を貼り、中に油皿を入れて火をともす照明具。今回千住に飾られているものは電気で灯します。
※リンク:足立よみうり新聞・平成15年8月22日号1面(PDFファイル)