文化教育大区への布石 東京芸術大学が千住へ移転検討
2004年5月29日 足立区政
5月29日(土) 足立区には、いわゆる「大学」が放送大学しかなく、先月発表された足立区基本構想審議会の答申の中でも、「文化と教育を高め、心豊かで誇れるまちをめざす」として、大学などの高等教育・研究機関を誘致することが必要とされました。
現在、上野と取手にキャンパスのある東京芸術大学が、足立区内へ一部学科を移転することを検討しています。足立区は、旧千寿小学校跡地等を候補地として提案。移転実現に向けて調整が行われています。
ご承知のように千住は、シアター1010がオープンしており、また旧区役所跡地にできるデジタルファクトリー施設やホールを併せ持つ仮称・新産業振興センターが建築中、来秋つくばエクスプレスの開通など可能性を持った街です。ここに東京芸術大学の移転が決定となれば、文化教育大区への布石になり、街との相乗効果で、足立区がますます魅力あるまちへと変わっていくことになります。
※リンク:東京芸術大学
※リンク:Mapion 旧千寿小学校跡の地図
※リンク:足立区・足立区基本構想審議会
中川まさはるさん 総決起大会開催
2004年5月28日 選挙関連
5月28日(金) 私共の今年の「新春の集い」にご本人・ご夫人共にご参加頂きご存じの方も多いかと思いますが、昨日、参議院議員選挙立候補予定者・中川まさはるさんの総決起大会が日比谷公会堂で行われました。
壇上には中川さんご本人は勿論のことですが、比例代表の候補者・都連所属の各級議員・首長(鈴木恒年足立区長もおみえになっていました)も勢揃いで選挙戦に向け盛り上げました。また、安部晋三自民党幹事長や石原伸晃国土交通大臣も駆けつけ激励の言葉をかけてくださいました。
中川さんは、みなさんのご指導・ご協力を得て、比例区のみなさんとスクラムを組んで全力で頑張る決意ですと述べられました。
6月21日(月)12時〜13時の間、竹の塚駅東口にて街頭演説を行う予定です。是非、中川さんの声を聞いて下さい。
間伐材ガードフェンスを延伸します
2004年5月25日 東京都政
5月25日(火) 現在、足立区西綾瀬2丁目9番地辺りの補助139号線沿いにグレーのガードフェンスが設置されています。これは以前にもご紹介させて頂いた、“間伐材”を使ったガードフェンスです。よりよい森林を作るため間伐した木材を有効利用しようと都内で試験的に設置されてきました。この木の暖かさがとても好評で、同じ補助139号線沿いに綾瀬川に向かって約80メートル(1ブロック)近隣の方と話し合いながら、今年度中に延伸することになりました。何気ない風景ですが、鉄のガードレールの下に咲いた花より木のガードフェンスの下に咲く花のほうが綺麗に見えたり、近づくと見える木目がホっとさせてくれたりと街によく馴染んでいると思います。お近くを通った際は是非見てみてください。
※リンク:Mapion 西綾瀬間伐材ガードフェンスの地図(西綾瀬2丁目9番地付近)
※リンク:東京都建設局・間伐材を使ったガードフェンス
「協働」による地域再生の提言 国民生活白書
2004年5月22日 なおきのつぶやき
5月22日(土) 先日、内閣府より、平成16年版の国民生活白書が発表されました。今年の国民生活白書の中身は、「身近な生活の場としての地域に注目して国民生活をとらえる」ことを目的としており、NPO法人の活動や、地域社会の一員としての企業活動をつぶさに記載しており、大変参考になるものです。
今、「協働」という言葉が、都政や区政の現場では重要なキーワードとなっています。先日、HPにも書いた、NPO法人のことや指定管理者制度も、この「協働」が軸になっています。広く都民や区民が参加し、よりよい生活が営まれる地域社会づくりを地域とともに考える。改めて「自治」の基本を見る思いです。この国民生活白書、ぜひ一読してみてください。
※リンク:内閣府 国民生活政策ホームページ・平成16年版 国民生活白書
※リンク:読売新聞・国民生活白書、NPOの実例あげ地域再生提言
新設の江北給水所を核にしたまちづくり
2004年5月22日 東京都政
5月24日(月) 先日、小衛門給水所の記事を掲載しましたが、実は、足立区にはもう1ヶ所・江北給水所があります。以前は、水道局の西営業所として運営され地下には工業用水のタンクが埋設されていましたが、事故時や震災時に強い、信頼性の高い送配水システムを構築するため給水施設を新設します。
整備の目的は広大な配水区域の解消と配水池の容量不足と偏在の解消で、上水道タンクを埋設します。整備概要は、配水区域は、足立区の一部(20.3キロ平方メートル・足立区の面積の約4割)、給水人口は23万人、一日最大配水量は9.9万立方メートルです。給水所築造の工事工程は平成16〜23年度、送配水管工事は平成19〜23年度で、総事業費は230億円(給水所:約140億円、送配水管:約90億円)です。
ところでこの江北給水所の場所は、環状7号線と放射11号線の交差地点(環七江北陸橋脇)にあり、平成19年度開通予定の日暮里・舎人新線がスタートするとこの地域は街づくりの拠点となることから、高島も以前から水道局と議論を交わしていました。その結果、上部利用については、配水池は全地下式としタンク上部は二階建て商業施設等と駐車場が設置できるよう上載荷重5トン/平方メートルに耐えられるような構造にします。敷地の有効利用を考慮し、配水池は西側に寄せ、東側に中層の施設を南北に建設できるスペースを確保します。ポンプ塔は、まちづくりの景観に大きく左右されるため、周辺環境と調和したデザインにします。なお、上部利用のための建物等の整備は、給水所竣工後(平成23年度)に実施します。新たな街づくり、沿線整備を含めこれからも努力していきます。
※リンク:Mapion 江北給水所の地図(江北5丁目5番地付近)
※写真:江北給水所の上部
小右衛門給水所の工事は着々と
2004年5月22日 東京都政
5月21日(金) 現在、中央本町3丁目で東京都水道局の小右衛門給水所の工事が行われているのはご存知でしょうか。過去、球体のタンクが2基ありましたが、半地下式の配水池に変える工事で、順調に推移しています。
先日も地元町会長さんをはじめ近隣の方と工事現場を視察してきました。発生した残土もできる限り外に出さず再処理して埋め戻しを行い環境に注意しています。更に、近隣の方にご迷惑を最小限にするため大変な努力をしていることが肌で感じられ見学者の皆さんも安心しました。以前は、夜になると淋しくなり街路灯も僅かしかなく痴漢も出没していた地域ですが完成後は、施設の上部と地面との高低差は約5mとなりますが上部は、地元還元施設として公園にする予定です。街路灯や道路も整備し上部は地域のご意見を頂きながら素晴らしい公園になります。是非、期待をして下さい。
(写真:小右衛門給水所で説明を受ける高島)
※リンク:東京都魅力ある建設事業推進協議会・小右衛門給水所の見学
※リンク:Mapion 小右衛門給水所の地図(中央本町3丁目8番付近)