6月25日(水) 省エネ都議会が昨日より開催されました。マスコミも副知事人事案件(福永副知事・竹花副知事)もさることながら、省エネ都議会に注目し、取材陣が多数押し寄せました。山崎孝明幹事長を始め、都議会エネルギー問題研究会の田中晃三会長も、私高島事務局長も、取材の調整で大忙しでした。本会議終了後も東京都の役人から「タイムリーでしたね」とお褒めの言葉を頂き一安心です。
 さて、石原慎太郎東京都知事の所信表明は、緊急の課題として、治安の回復(担当副知事の選任)・新銀行の設立・大気汚染の改善(ディーゼル規制)を強く述べ、政策の苗の育成としては、交通インフラの整備・都市型エンターテイメントの創造(東京ドームでの競輪)・雇用のミスマッチの解消(しごとセンター)・福祉、医療の改革・教育改革・目前の危機への対応等に取り組んでいくと訴えました。さらに、都政の構造改革として、都政改革の第2ステップ・地方分権の推進を進めると決意を語っておりました。
 そして、最後に「立国は私なり 公に非ざるなり」という福沢諭吉の言葉を引用しました。「東京を思い、国を思うことこそが最も大切な私ごとであり、その意思の積み重ねが国を動かす力となります。都民、国民の皆様には、是非とも東京の将来、国家の将来を自分の問題として深く考えることをお願いいたします」と、ご本人の考えの一端を申し述べました。
 名実とも石原慎太郎知事2期目のスタートです。
※リンク:平成15年第ニ回都議会定例会知事所信表明