3月5日(月) 東京電力は4月1日より大口需要者に向けて17%の値上げを発表しました。
都議会自民党は都内中小企業の皆さんから電気料金値上げ反対の要望を受け、速やかに経産大臣、東京電力など関係機関に対して緊急要望をしました。
又、現在開会中の都議会本会議において宮崎幹事長が代表質問を行い、
「都市の血液と言えるエネルギーへの対策として、福島原発の事故を受け電力の安定供給が問われる事態に直面をしました。国は単に一企業の問題として捉えていますが、歴史的な水準の円高、景気低迷で日本の宝である中小企業は電力の料金値上げで更に厳しい状況に追い込まれることは間違いありません。こうした状況で中小企業に対して配慮なしで料金の値上げを許すことはできません。」
と訴えました。
都議会自民党の強い訴えと東京都理事者側の努力により本日東京電力は、高圧(契約電力500kw未満)のお客様に向け料金メニュー「サマーアシストプラン」を発表しました。
サマーアシストプランは平成24年夏において、電気の使用を控えることや営業日、操業日を調整する事で電気料金が安くなる3つのプランです。
1デマンドダイエット  夏の節電で、年間電気料金が安 くなるお手伝いをします。
2サマーホリデープラン  平日に新たな夏休みの取 得で、電気料金が安くなります。
3ウィークリープラン  1週間単位の節電で、電気料 金が安くなります。
※東京電力のHPに記載されています。詳細をお知りになりたい方はご覧ください。
以上のように東電は新たな料金メニューを発表しましたが、昨年の夏には足立区の一部を含め計画停電が行われました。
電力の安定供給の責任がある東電が計画停電を行い、更には各企業や家庭に節電をお願いして、今年も節電をしなければ割引をしない姿勢に批判があります。
又、秋には一般家庭に対しても電気料金の値上げが報道されている事を考えると、都議会自民党は更に都民を守り都政発展のために国、東電と対峙していかなければなりません。