3月15日(土) 3月30日の開業を控え日暮里・舎人ライナーの試乗会が行われています。ご報告したように高島自身も先日、試乗をしてきましたが足立区・荒川区でも精力的に行われています。
そこで、13日の公営企業委員会で日暮里・舎人ライナーの時刻表について高島が質問をしました。総てを報告できませんがポイントだけ載せさせて頂きます。
Q1 日暮里・舎人ライナーの早期経営の安定化のためには、増収、増客が大切であるが、具体的にどのような考え方で行われているのか。
A1 
○増収増客が不可欠であり、日中の増客対策にも創意工夫を重ねていきたい
○都営交通ネットワークを最大限に活用し、荒川線との乗り継ぎをPRする
○都バスの経路変更や延伸等の利便性に努めると共に、利用動向を踏まえた対応をする
○開業前後のPR活動と共に、沿線施設や商店街とのタイアップによる利用促進にも積極的に取り組む
Q2 多くの利用者を求めていくには何よりも利便性が求められていると考えられるが、その為には他の交通機関との連携が不可欠と考えるが、各駅とのバスのダイヤはどうか
A2 
○民間を含め、バスからライナーへお客様を誘導する事は増収に寄与するものと考えている
○このため、ライナー各駅のダイヤについては民間バスのダイヤ改正にも反映できるよう2月中旬から情報の提供を行ってきた
○今後とも利便性が向上するようなバスダイヤの設定を促していく
Q3 今回のダイヤをどの様な考え方で作成したか
A3 
○各駅の需要予測、車両の混雑率や他の新交通の状況等を考慮するとともに、夜間の保守作業に必要な時間を確保し、始発と最終時間を決めた
○最終は需要の多い現行の深夜バスの時刻に合わせ、始発も現行のバスよりも少し早めた
○日暮里駅到着時間は現在の舎人二ツ橋発のバスより約70分早く、江北6丁目団地発と比較しても約20分早くなっている
Q4 日暮里・西日暮里の各駅との乗り継ぎは大きな要素だが始発・終電の乗り継ぎは?
A4
○日暮里・西日暮里駅におけるJR等への接続はできない
○終電については、千代田線と京成線及び京浜東北線の南行線の最終に接続し、山手線と京浜東北線では最終の1本から3本前の電車と接続する
Q5 土・日と平日の最終の差が38分あるが、その根拠は?
A5 
○土休日は平日に比べ深夜時間帯のお客様の需要が多くは見込まれないことと、土休日の夜間に保守作業を重点的に実施する事から最終電車の時間を早めた
このように高島も増収・増客を目指す為には始発・最終の時間を考え直す必要があると考えています。局としても今後の動向を見ながら柔軟に対応して行って頂けるとの答弁を頂きました。