11月15日(木) 東京都は2008年度の予算案に、都内の銭湯が湯を沸かす際に現在使用している重油や廃油を都市ガスやヒートポンプなどへの切り替えを斡旋する事業費を盛り込むことになりました。
現在、都内約900箇所の銭湯の半分以上が重油や廃油を利用しており、都の試算では、重油から都市ガスへの切り替えで二酸化炭素の年間の排出量は5分の1に削減でき、さらに都市ガスは重油よりも燃料コストが安いため、年々、利用者の減少している銭湯の経営支援にもつながります。
年間60箇所を目標にしており、全ての銭湯に行き届くまでには時間がかかりますが、地球温暖化問題が叫ばれている現在、どんな小さなことでも、私たちの住む地球のため、自然のためにできることを始めていくことが大切だと思います。