4月30日(金) 東京都建設局は、都道の電柱地中化をさらに推進するため、「無電柱化推進計画」を策定し、08年度までに延長420kmの地中化を目指します。
 都はすでに86年度から「電線類地中化計画」に基づき地中化を推進してきており、計画(2300km)のうち03年度末までに、区部の36%が整備されてきました。今回の策定により、区部53%の整備の見通しになります。この中で今回足立区内では、商店街活性化事業などによる面的な整備として、北千住駅前地区が含まれました。
 海外に目を向けると、ロンドンでは100%地中化が達成されており、歴史的建造物を相まってとても美しい街並みを形成しています。また千代田区では無電柱率34.8%であり、都心区と比べ足立区は無電柱率0.62%で、極わずかです(98年建設省道路局調べ)。
 竹ノ塚駅東口の駅前道路や、千住5丁目の学びビア前の道路(通称:板垣道路)等が電柱地中化を完了しており、広々とした美しい街並みが形成されています。さらに無電柱化を進めていきたいと思います。
※リンク:東京都報道発表資料・東京都「無電柱化推進計画」の策定について
※リンク:国土交通省・「無電柱化推進計画」の策定について
※リンク:国土交通省道路局・電線類地中化