4月25日(金) 昨年12月に発行された、東京都のミニ公募債「東京再生都債」購入者を対象に、現場見学会が開かれます。この東京再生都債は、東京の街づくりを目的として2回発行され、400億円分が各回わずか80分程で完売した人気債権です。今回行なわれる見学会は、購入された方々にその都債が使われる現場を実際に見てもらおうと企画されたものです。このように債権の使用目的が確認できるということが、即完売という結果になったのではないでしょうか。
先月、国が発行した国債は13億円売れ残りました。やはり債権が使用目的をはっきりし、情報を公開をしていかないと、購入者の方には魅力的に映らないようです。債権に限らず一般の商品やサービスでもそのような傾向があるように思います。
いろいろな知恵や工夫を凝らし、魅力あるものを作り上げていく。これが確かな景気回復であり、行政改革ではないかと思います。
※リンク:東京都報道発表資料・「東京再生都債」現場見学会を開催します
※リンク:東京都報道発表資料・「東京再生都債」第2回 完売のお知らせ