2月26日(火) 都議会代表質問。

代表質問の終了時間目途が午後10時過を予定していました。よって、自民党足立総支部定期大会並びに統一地方選挙激励大会は代理出席です。

終了予定が決められている中で、午後1時からの各党の代表質問ですが小池知事の築地市場の答弁は驚きで言葉がありません。

我が党の代表質問には吉原修幹事長が務めました。約1時間にわたり小池都政の問題点を質しました。

特に2年前、小池知事は「築地は守る、豊洲は活かす」と発言をして、更に築地市場跡地は食のテーマパークにする、築地に市場機能を残すと発言をしたことは、まぎれもない事実です。

その発言に市場関係者は知事に期待をしました。

特に「おかみさん会」の皆さんは知事を信じ、嘘をつく訳がないと声を大にして訴えていました。また、都民ファーストの議員、関係者も築地市場に足を運び同様の発言をしていました。

しかし、今回の補正予算では築地市場跡地を「市場会計」から、「一般会計」に移し国際会議場など市場とは関係のない施設整備に政策変更をしました。

都議会自民党は、小池知事は、都民に対して政策変更理由の説明責任を行う必要がある、と発言をしました。これに対して知事をかばい、反対をしたのは都民ファースト、公明党の議員です。

しかし、3月4日には知事が委員会に出席をして質疑を受ける事に決まりました。

それを受けての代表質問でしたが知事は「築地跡地に卸売市場を整備することはない。」「築地を守る豊洲を活かす事は変わりがない。」と、意味不明の答弁をしました。

驚きです。

知事はその場、その場で言葉巧みに反論し言い繕っているだけです。過去の発言も将来に対する発言も責任を感じることは出来ません。

都民、有権者はこの事実をどう理解するのでしょうか?

又、知事与党と言われる都民ファースト、公明党の議員は迷走としか思えない知事発言を、どう理解しているのでしょうか?

2年前の都議選で有権者に訴えた事は何だったのでしょうか?都政を正すと、有権者に訴えて当選した諸氏は、これから有権者にどのような苦しい言い逃れをするのでしょうか?

今日まで都政の発展に努力をして積み上げてきた都庁の要とも言うべき理事者は何を考えているのでしょうか?

知事に対して発言をしない、言われた事をするだけ「もの言えば唇寒し秋の風」のような役人になってしまったのでしょうか?

理事者も与党議員も同罪です。将来、これらの政策が多くの都民の世論を背景に大きな問題として取り上げられるでしょう。その時、皆さんは良心の呵責に耐えかねられるでしょうか。

都政は混乱の極みです。