10月2日(木)〜3日(金) 吉野議長の辞意を受け緊急総会が行われました。
村上幹事長の議長職の留任の説得にも関わらずご自身の決意は固く辞表が副議長に出され議会運営委員会において明日の本会議で新たな議長の選出が決定をしました。
それを受けての緊急総会です。
結果は新たな議長候補に不肖、高島なおきが決定をされました。その後、村上幹事長に同行し各派、各政党に挨拶廻りに伺い、3日の本会議を迎えました。
午後1時の開会から藤井副議長が議事の進行を行い議案が総て決定をされ議長の辞職の簡易採決、議長選と進み投票の結果、高島なおきが第46代東京都議会議長に就任をしました。以下、議場での就任挨拶を書かせていただきました。
『ただいま、皆様のご推挙をいただきまして、栄えある第四十六代東京都議会議長に就任することになりました、高島なおきです。
身に余る光栄に感激するとともに、責任の重さを痛感しているところでございます。
今後は、議長として全力を傾け、公正かつ円滑な議会運営に取り組んでまいります。
皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。
一千三百万都民の皆様の代表である都議会には、執行機関とは異なる視点で都民の多様なニーズを把握し、東京の抱える諸課題について、舛添知事をはじめとする執行機関と真摯な議論を交わすことにより、より良い政策を実現し続けることが求められております。
二元代表制が、その機能を十分に果たしてこそ、世界一の成熟都市・東京を次の世代に継承できるものと確信しております。
東京は、これまで、防災・危機管理対策をはじめとする様々な重要課題に取り組んでまいりました。今後は、二〇二〇年オリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市として、バリアフリー化や交通アクセスの改善など、成熟社会にふさわしいまちづくりを加速していくことはもちろん、その先の東京の将来をこそしっかりと見据え、真に都民の安全・安心な暮らしを実現するため、必要な政策を展開することが重要です。
地方税財源の充実・強化も重要な課題です。国が実施している地方法人課税の不合理な偏在是正措置等は、日本経済の成長をけん引する首都・東京の活力を減じるとともに、地方分権の流れに逆行するものであります。都議会は、今後とも、執行機関と連携し、地方税財源の拡充を国に強く求めてまいります。
東京が力強く邁進しようとしているこの時期に、知事とともに都政をしっかりと舵取りしていくことこそ、都議会に課された責務であります。
私は議長として、都議会が、秩序と品位を重んじ、持てる力を十分発揮することにより、都民の信頼と期待に応えられるよう、全力を尽くしてまいる決意でございます。
議員の皆様、舛添知事をはじめとする執行機関の皆様におかれましては、一層のご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。
最後に、吉野前議長の多大なご功績に心から敬意と感謝の意を表しまして、私の就任のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。』
東京都議会議長の就任に対し緊張感で一杯です。
多くのご支援を頂いた関係者の皆様、地元足立区民の皆様に心から感謝申し上げます。
力いっぱい議長職を務めます。