8月30日(木) 本日も千代田区選出の民主党都議が民主党都連に離党届を提出したそうです。そして、練馬区選出の都議も近々に離党をする予定だそうです。
一昨日には2名の民主党都議も離党して1か月以内に5名の民主党都議が離党する様相になりました。
3年前の都議選では54名の民主党都議が誕生し都議会第1党に躍進をして、議長をはじめ多くの委員長が誕生し、数の力で都政を担おうとしていました。
しかし、議員として経験を積んだ人は少なく1期、2期の烏合の衆が大多数を占め党内の意見集約ができず都政は大きな混乱を呈しました。
しかし、与党第1党の自民党をはじめ多くの議会人が汗を流し過半数を野党が占めながらも3年間にわたり新年度予算を可決するまでになりました。
改選前の最後の予算が平成25年度予算案です。来年開会される第1回定例会の審議で動向が判明しますが問題なく可決されると思います。
その意味では、議会第1党の勢力がありながら本来の政党としての姿を出し切れなかったと言えます。
離党をした都議たちのコメントは、行革が不十分な中で、消費税増税を決め、都民に説明できないなどと、話をしています。
ならば、彼らは、どんな行動をしたのでしょうか?
ただ漠然と国会の推移を見て、何も行動をしないで民主党の支持率が悪くなれば離党を平然とする姿は嫌悪感すら感じます。
選挙に当選をする事は政治を志す者にとっては1番大事な事です。
しかし、当選する為には理想も政策を関係なくバッチを付けることが目的で、議員として4年間何をするかを忘れてしまった人たちではないでしょうか。
小泉チルドレン、小沢チルドレン、そして、橋下チルドレンが誕生するかもしれません。
今こそ、心を引き締め多くの区民、都民に何を成すべきかを訴えたいです。