11月30日(水) 混迷していた東京都議会が開催されました。
都議会自民党と都議会民主党との考え方の相違が混乱を招きました。
しかし、共に選挙民である都民の負託を受けて都議会で活躍をしています。
ですから、基本的にはどこかの時点で理解をしあわなければなりません。
無論、継続しての総合理解かは判断できませんが、今日の開会、12月15日の閉会に向けて粛々と議論がされると信じます。
只、気になることは石原慎太郎東京都知事が機会あることに議会を軽視する発言が見られることです。
4月の都知事選を含め与党第1党として都政を支えていた自負は各議員が認識をしています。そこに溝を作るような発言は驚きを覚えます。
しかし、それが石原流と理解をして気持ちが落ち着くのを待つ以外ありません。
議会と行政は2元性の構造です。共に交わることはありませんが、共に同じ目的に向けて前進する機関です。
お互いを尊敬し、信頼をして初めて大きな力が発揮できます。
長い歴史のほんの一コマを気にせず、大局を見逃さず進んでいきたいです。
明日から今年最後の12月がスタートします。
議会も行政も下を向いてられません。都民、国民は苦しんでいます。景気対策、福祉、教育など、今、何を求めているかを考え協力して支えあって頑張る以外ありません。
都庁マンの皆さんへ、議会の皆さんへ。
悠久の都政です。努力あるのみです。