3月23日(金) 地元の足立区立本町小学校の卒業式に伺いました。
第23回を迎える卒業生は69名です。一人一人演壇に上がり名前を呼ばれると大きい声で返事をします。
そして、将来の夢を短く語るシーンがあります。
「父親の跡を継いでお医者さんになりたい、その為には中学校で一生懸命勉強をします。」
「サッカー選手になりたいので勉強、部活に頑張ります。」などなど。
中には世相を反映する言葉も出て驚かされる場面もあります。
子供たちの新たな旅立ちに心打たれる思いをしました。
本町小学校は島が区議時代に区内で初めて統合校として開校した学校です。旧千寿第1小(私の卒業校)と旧千寿旭小が統合しました。
先日のHPにも記載しましたが区内全域では人口は増ですが、千住地区は減少傾向です。その為に、統合新校が多く見うけられます。
当時は2校の歴史と伝統を統合するわけですから、厳しいほどの議論や反対運動が展開されました。
しかし、地元の区議として避けられない事実と受け止め、町会長やPTA役員と何度も話し合いを行い解決に努力をしました。
そのお蔭で区内では1校だけ地下に温水プールを設置し、生徒と区民が利用できる施設を造ることが出来ました。
又、学校給食も民間委託をしました。当時の塩川清十郎大臣が視察にお見えになり統合校の実態、給食の民間委託について熱心に質問をしていました。
塩川大臣は帰り際に島に対して地元でも公立校の統合や給食の民間委託を行いたいが地元の反対でできない。参考になりましたと、耳打ちをしてくださいました。
思い出すと、当時は辛い思いが多かったですがやはり実行してよかったそんな思いを今日の卒業式で感じました。
ご卒業おめでとうございます。