2月28日(金) 先日、豊島区において平成15年度・予算案重点施策を発表しました。その中で、私が非常に興味を持ったのは、「池袋副都心再生プランの策定」という項目部分の、池袋駅東口から南池袋まで通っているグリーン大通り約1kmの区間に新世代路面電車・LRTを走らせるという計画です。
このLRTは、現在、都内で走っている都電のスピードが速く騒音が小さい近代的になったものと想像していただければわかるかと思います。車の排気ガス・騒音・交通渋滞・駐車場不足・環境問題に悩む都市の交通政策として、ヨーロッパなどで積極的に導入されています。また低床式であるため乗り降りがしやすいといった特徴があり、このことは人々の往来をうながし、地域の活性化になると期待されています。
豊島区の計画は策定をしようという段階なので開通するかどうかは未定ですが、この新しい試みは全国的にも一石を投じることになりそうです。
その昔、私の住む足立区千住4丁目から、都心に向け都電が走っていた時代のことを思い出します(学生時代、通学に毎日利用していました)。足立区でも、ヨーロッパのようにLRTが街並みに溶け込み、車が少なく、人と環境の調和が取れた街づくりができるかどうか検討してみたいと思います。
※リンク:豊島区・平成15年度予算案重点施策(PDFファイル)
※リンク:LRTのある風景へようこそ!