11月18日(火) 午後からは、公営企業委員会が開催され質問をしました。特に交通局長に今後の公営交通の使命、そして公営交通における経営のあり方について質問をしました。交通局は、バス事業、軌道事業(都電)、懸垂事業(モノレール)、地下鉄事業、電気事業を所管し都民の足として安全で快適な輸送サービスを提供する使命を持ち、日々努力をしております。しかし、その経営については、地方公営企業として一般会計等において負担すべき経費の他は、利用者から受け取る料金を持って充てる独立採算制の原則に基づき、企業としての効率的な経営を図り質の高いサービスを提供し、地域住民の公共の福祉を増進するものとしております。しかし、私が考えるのには、黒字にするために一番大事な都民の足を確保するという責任が薄れているのではと思います。無論、赤字を出すことは許されません。しかし民間の事業者のように赤字路線は切り捨て、黒字路線だけ残すという考え方では交通不便地域はいつまで経っても改善されません。そこに公共交通のあり方、責任があるのではないでしょうか。そんな思いで質問をしましたが、良い答弁が返ってきませんでした。しかし、今後も局と建設的な議論をしていきたいと考えています。応援をしてください。