3月13日(日) 今日の昼間の予定は総てキャンセルになりました。
同じ国の民が苦しみ悲しんでいる時に行事を行う事は辛い事だと多くの会合が自粛する事態になりました。
高島なおきも17日に予定しているパネルディスカッションも2〜3日中には延期するかを決めなければなりません。
予定が無くなったからと言ってブラブラする訳ではありませんし雑用はあります。
気になる事は近所のおばさんたちがイトーヨーカ堂、駅ビル、スーパーに買い物に行くとトイレットペーパー、ミネラルウォーター、乾電池、食料品が売り切れになっているそうです。中には福島の原発事故で東京にも有害な物が来るので何処へ避難したらよいかと、真剣に相談に来た方もいます。
ある意味、笑いごとかもしれませんが皆さん真面目に考えています。
又、島が車のガソリンを入れに行きつけのスタンドに行きましたらレギュラーガソリンは売り切れだそうです。
皆さんは休むことなく、テレビの被災地の状況が放送されるのを見て、食料や水が不足している事実や東電が節電を呼び掛け、突如として停電すると放送され最後にはテレビのアナウンサーが食料の確保と、真顔で発言する恐ろしさが、更に都民の不安を増長される事になります。
そして、買いだめに走り何か数十年前のオイルショツクを思い出されます。
何よりも国民に対し安心させるアナウンスをしっかりやる事です。
島は相談を受けると何時でも島の所へ来て下さい。飲み物も、食べるものもあります。一緒に生活しましょう。安心して下さいと、声を掛けます。
皆さん笑顔でその時は頼みます頭を下げます。無論、そんな余裕のある島ではありません。しかし、人は常に何処かに安心を求めています。特に災害が起こり多くの人たちが苦しんでいる時に誰を頼りにすれば良いのか、無論、行政も頑張っています。しかし、一言声をかける。そんな事が一番大事ではないでしょうか。向こう三軒両隣。何かあれば3日間辛抱すれば必ず救援隊が来ます。
それを信じていますから。しかし、東北地方は政府がその思いをかなえているのか疑問です。