2月13日(水) 今朝の新聞に新銀行東京に対し東京都が出資するとの見出しが躍っていました。昨夜から数社のマスコミから問い合わせの電話があり想像はしていましたが、驚いたとの感想以外に言葉がありません。無論、過去には新銀行に関する報道がありましたが、批判の記事はあっても功績を報道する掲載がなかったのは残念な思いがありました。設立の目的は中小・零細企業の救済にあり、当時金融機関の貸しはがし、融資の停止に伴い、東京都は経営状況だけを基準にしての融資だけではなく将来性、技術力、再建能力など他の銀行にはない判断で企業を支えてきました。仮に新銀行東京から追加出資の要請があるならば、預金者の保護を大優先にしっかりとした経営再建の考えを聞き議論をしなければならないと考えます。何よりも都民にとって理解が得られる方針とは何か考えます。