9月12日(金) 先日、事務所に飾った地口行灯の写真をUPさせていただきましたが、2つほど、元句が分からないものがありました。そのうちの1つの元句が判明しました。
 足立区立郷土博物館の荻原ちとせさんが調べてくださいました。ありがとうございます。
 「おはぎのはしは長けれど」という地口ですが、元句は「矢矧(やはぎ)の橋はながけれど(逢うたこの夜の短さよ)」という事らしいです。(出典はまだ不明)
 荻原さんがおっしゃるには、矢矧の橋は、岡崎市の西に架かる橋の事で、太閤秀吉が信長に仕えることになった橋として有名で、東海道で最も長い橋といわれたそうです。そんな長い橋を渡るときには馬だって飽きて眠くなってしまう。。。長いものの例えとして使われるそうです。
 こうして徐々に意味を理解していくととても楽しいです。今週初めには、千住5丁目の板垣通りにずら〜っと行灯が並びました。夜6時頃になると点灯されとても幻想的になります。一見の価値ありです。4丁目は氷川神社に飾ります。