9月18日(金) 経済・港湾委員会が開催され、かねて議論されていた新銀行、築地市場に関する特別委員会は設置される方向で進んだようです。各党から様々な意見があったそうです。しかし、両特別委員会を立ち上げてどのように議論していくのか大変疑問です。
新銀行東京については第3者の法人化の企業に対し東京都が株主だから議会で委員会を設置し議論する、もしこの事実から風害が発生し営業活動に影響した時だれが責任を取るのでしょうか?それでなくても、厳しい会社経営を強いられている企業に議会で何を調査するのですか?石原知事は新銀行の過去の問題については法的に対処すると明言し、その準備をしていると聞いています。
築地市場問題についても、既に築地での再整備は不可能と結論が出ています。過去自民、民主、公明三党の幹事長の討論会でも民主の田中幹事長は現状整備を強く訴えました。しかし、本当に築地で再整備できるのでしょうか?物理的問題も多々あり、知事も議会で代替案があるなら提示するように要請していながら現在まで提案されていません。
都議会で127名の議員は必ず常任委員会に所属しなければなりません。屋上屋を重ねる特別委員会は必要ないと考えます。パフォーマンスで物事を決めてはなりません。
自民党の総裁選が18日の告示になりました。届け出順に西村康稔衆院議員(46)、河野太郎衆院議員(46)、谷垣禎一元財務相(64)の3氏が立候補を届け出したそうです。新たな自民党を再生する大事な総裁選です。特に今回は地方票が議員の票より上回ります。その意味合いからすれば各県連の判断が総裁決定に大きく左右します。是非、戦う自民党の代表として相応しい方が選ばれてほしいです。