10月28日(土) 11時30分より西保木間小学校開校10周年祝賀会に出席しました。本校は旧淵江第2小学校と竹の塚北小学校が統廃合された学校です。式典のご挨拶の中でも当時の地域の苦悩や他地域の統合校と違い、古い校舎を使用する等の思いが随所に語られていました。
実は東京都教育委員会では19年度の予算に「新しい学校づくり重点支援事業」が新規要求されています。これは、公立小・中学校の適正規模、適正配置に取り組む区市町村に対して、支援期間を定めてメニュー選択的な支援を行なうものです。要求額は2億71百万円です。高島はこの政策に納得がいかず行政に対し首を立てに振りません。なぜなら、足立区をはじめ他区の公立校では大変な思いで統廃合をしてきました。
現に私の母校も10数年前に統廃合をしたのです。都教委は失速をした統廃合に対して補助金を付けて促進をしようとしています。しかし、以前から大変な努力をし、永年の歴史を閉じなければならなかった学校、関係者の気持ちを考えると辛いものがあります。無論、学校の適正規模・適正配置は実行しなければなりません。何よりも子供達の事を考える必要があると考えます。しかし、都教委の施策は安易すぎる気持ちです。