2月22日(土) 韓国で18日に起った、地下鉄火災事件は多数の死傷者がでてしまいました。また、この事件が放火と聞くにおよび、マスコミ報道の映像や写真を見るたびに、強い憤りを感じます。
私は、営団地下鉄・日比谷線、都営地下鉄・大江戸線を毎日乗り継いで新宿都庁へ通っていますので、ひとごとのように感じられません。日本で、このような火災事故に対応できているのか心配になります。世界有数の地下鉄網を持つ東京はどうなっているのでしょうか。
東京都内では、都営地下鉄は4路線、営団地下鉄は8路線を営業しています。都の交通局に問い合わせたところ、日本では韓国以上の厳しい建築基準法や消防法により、地下鉄の火災を想定し対応をしているとのこと。また、車両には難燃性の素材を使用し、燃焼試験を繰り返し合格したものしか使用しないので、韓国の車両のような燃え方はしないだろうとのことです。また、火災後、車両や駅構内の緊急点検を始め、不審者や不審物の警戒を強化しました。営団地下鉄やJRも同様の対策をしました。
しかしこれだけでは安全とはいえないようです。韓国の火災のように「放火」の場合には、無防備といわざるをえません。住民の「安心・安全」を守るのが行政のもっとも基本的な仕事ですから、引き続き、警戒を強めるよう関係機関に要望していきたいと思います。
最後に、韓国国民の被害者の皆様のご冥福をお祈りいたします。