6月16日(金) 午後1時より公営企業委員会が開催されました。本委員会は交通、水道、下水道局の3局を所管しており、都民生活と切り離せない大事な事業を議論する委員会です。
特に、交通局は先日発生した都電荒川線の車両事故についての報告と質疑がありました。この事故は、6月13日午前9時37分北区の梶原停留所〜栄町停留所間において前方を走行していた試運転車両が ブレーキ試験を実施し停止した際に、後続の営業車両が追突し28名の方の負傷者を出しました。現在、交通局、所轄警察、航空・鉄道事故調査委員会で原因を調査中です。しかし、本日の報告では運転手の人的ミスが大きいと考えられますが、高島は質問の中で更に交通局の組織的な問題も大きいと指摘しました。何故ならマスコミにも取り上げられていましたが、本局から試運転の文書報告があったにも関わらず周知徹底がなされていなかつたのです。それは都電荒川線は営業所、車庫は同一場所の一箇所しかないのに本局の営業の部(電車部)とメンテ・維持管理の部(車両電気部)が分かれており連絡の不徹底が露呈しました。一路線の都電荒川線で2組織があるとは信じられません。一日も早い原因の究明と再発防止を願わずにはいられません。私が中学生の時は千住新橋の手前に都電の終点がありその停留所から21番の水天宮行きに乗り御徒町で39番早稲田行きに乗り換え江戸川橋で降り学校に通っていました。愛する都電が都民の足として、これからも発展を祈ります。