10月23日(火) 野田首相は辞任をした田中慶秋氏の後任に滝前法相を
起用する事に決めたようです。
たった3週間で辞任をした主要閣僚に対して、任命権者の総理は大きな責任を問われる事態になりました。
田中前法相は外国人献金、暴力団との交際などが明るみに出て参院の決算委員会にも公務を理由に欠席をする等、連日報道されていました。
数日間入院をして体調不良のためとして辞表を提出して受理されました。
民主党政権発足から8人目の法務大臣も短命での辞任となりました。
この件を考えると、あるシーンを思い出さざる負えません。
都議会自民党と関係がある、ある業界の周年行事が新宿の京王プラザホテルで開催をされました。
島は式典に出席をして、懇親会にも顔を出しました。
その席に東京都選出の民主党参議院議員であり法務大臣の方がお祝いのご挨拶の中で、自分自身の法務大臣就任は民主党政権では何番目の就任です。
初めから私を大臣にしておけば1度も変わらず今日まで来られたのに、と話されました。会場は何とも言えない笑いが起きました。
島個人的には笑えないジョークです。
本人はどんな思いで話されたかは分かりませんが、そのご本人も携帯電話で競馬の情報を見ていたようでお辞めになったようです。
政権末期を感じる大きな出来事です。
来週には国会が開会される予定です。真に国民を考える議論の場にして欲しいです。