8月15日(水) 終戦記念日です。
各地で記念式典が行われています。
戦後60有余年が経過して風化する事の怖さと戦争の無益さを改めて考えさせられます。
その中、尖閣諸島に香港の民間反日団体が不法上陸して県警に入管難民法違反容疑で14名が現行犯逮捕されました。
韓国の李明博大統領は13日、日韓が領有権を主張する竹島に上陸をしました。
その行動に関連をして、日本の国際社会での影響力は昔と同じではない、と、述べて日本の国力が落ちたとの認識を示しました。
更に韓国のスターが大学生と共に竹島まで泳いで上陸をして領有権を主張しました。
又、韓国大統領は天皇陛下の訪韓についての条件として陛下の謝罪を求めました。
過去、日本政府が天皇陛下の訪韓について韓国政府に対して要請をした事実もなく、昨年の韓国大統領が訪日した際に天皇陛下に訪韓を要請したのが事実と認識をしています。
にもかかわらず、訪韓に際して条件を付けたり、自分が自由に発言できるなら訪日しても良いなどと、支離滅裂な発言をしているのかが理解できません。
特に残念な事は、李大統領は公式発言として日本の国際社会に対する影響力や発言力が低下したと述べた事です。
今年の7月にはロシアのメドベージェフ首相は国後島を訪問して日本を意識した発言を何度も繰り返しています。
民主党政権がスタートして3年が経過をしました。
外交問題の能力はゼロと、言われながらも今日まで来てしまったことが現在の状況を作り上げています。
振り返ると事の起こりは、当時の鳩山総理が沖縄基地問題で最低でも県外移設、できれば海外と言いながら米国政府からも信頼を失い海外主要国からは足元を見られるなど情けない限りです。
勿論、自民党政権ならばこんな醜態は起きなかったとは言えませんが、日本国の立場を明確に諸外国にアピールする事は出来たと信じます。
政治は止まることも止めることもできません。特に外交は日本の国益を守り日本国民を守っていかなければなりません。一時の感情で発言をする事はあり得ないのです。
民主党政権、野田政権はどう対処して、日本を守るのでしょうか?